鉄不足とドーパミン不足は本当に関係があるのか!?
twitter界隈ではうつ、発達障害系の人たちの間で「鉄分サプリが効果的!」と話題です。なんでも鉄不足の人がドーパミン不足になりがちだそうで、鉄を補ってやると有意に調子がいいとかなんとか…
ちょっと調べてみました。
ドーパミンとはなんぞや?
例にもれずwikipediaから。
ドーパミン(英: dopamine)は、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミンを総称してモノアミン神経伝達物質と呼ぶ。またドーパミンは、ノルアドレナリン、アドレナリンと共にカテコール基をもつためカテコールアミンとも総称される。医学・医療分野では日本語表記をドパミンとしている[1]。強迫性障害、トゥレット障害、注意欠陥多動性障害 (ADHD) においてもドーパミン機能の異常が示唆されている。
要は神経伝達物質で、覚醒作用のあるアドレナリンやノルアドレナリンのもととなる物です。ドーパミンがどばどば出ているときはやる気出ている状態ですね。
うつのエネルギー不足はドーパミン不足、ADHDもドーパミン不足。
じゃあそのドーパミン不足を解決してやればみんなハッピーなんじゃねーか、ってことで鉄が登場するわけですね。
鉄とドーパミン
Googleで検索すると上位に来るのは「むずむず足症候群」関連の記事です。この病気ではフェリチン(鉄の貯蔵庫役割的タンパク質)欠乏が共通症例としてみられ、と同時にドーパミンに作用する薬で症状が緩和するとのこと。
実際に鉄がドーパミンにどう作用するかを調べてみると…。
ドーパミンは「Lチロシン→Lドーパ→ドーパミン」の順に合成されます。その合成過程で鉄やナイアシンなどのビタミンB類を補因子にしながら作られます。チロシンからLドーパを誘導する際にチロシン水酸化酵素が用いられるのですが、過程で用いられるホロ酵素を完成させるのに鉄が補因子として働くんじゃないかなぁ…と思います。
チロシンを血液脳関門を通れるLーdopaにする際に鉄が不可欠ということですね。
貧血じゃない鉄不足もある!!
自分は貧血じゃないから大丈夫…って人もヘモグロビンの値だけじゃなくフェリチンの値も調べてみると、実は鉄分不足がわかるかもしれません。
サプリ生活2日目なのでまだ体調に変化はないですが、もしこれで不調が治ったら最高ですね!最高なのになぁ。
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/>これを飲んでいます。あとマルチビタミン。