APERUNZ NOTE

aperunz.labの備忘録。ビデオ撮影のこと、漫画のこと。

【fps問題】再生機器とリフレッシュレート

 前回映画のfpsについて調べてる中で、どうやら再生機によっても必要fpsは変わってくるな、ということに気付いたので。今回はリフレッシュレートについて調べてみました。

 

 まずリフレッシュレートとは何ぞやなんですが…

リフレッシュレート - Wikipedia

詳細はウィキペディアに任せるとして、簡単に言うと「1秒間に何回画像の書き換えを行えるか」という数値です。fpsが映像側の単位なのに対して、リフレッシュレートは再生側の単位ですね。

 

つまり再生側のfpsが低ければ、作り手がどんなにfps高くしようが意味がないということです。

 

この辺ちょっと調査が曖昧なんですが…まあおおむね合ってると思います。間違ってたらツッコんでください。

主な再生側のfpsを下記にまとめてみました。

 

⚪テレビ放送…アナログ時代は30fpsだったのでインターレース方式で補完していましたが、現在デジタル放送では60fpsが主流の様子。テレビ自体は60まで対応しているみたいです。

⚪PCモニタ…こちらは価格によってリフレッシュレートはバラバラです。基本は60ですがゲーム用の高級PCモニタは144Hzとかいけるみたいです。

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スマートフォンこちらも価格によりさまざまですが基本はやはり60。それ以上は去年から出始めた感じですね。

japanese.engadget.com

 

 

youtube…今や動画プラットフォームとしてはメインとなったyoutube。ネット環境にもよりますが720pなど選択すればfps60でる感じです。

facebook…一方手軽さからビュー数が伸びるfacebookの埋め込み動画。こちらはまだfps30までしか対応してない様子。具体的な数値は見つけきれませんでしたが、推奨は30fps以下との事。

〇vimeo…プロ御用達の動画共有サイトvimeoではどうなのかというとこちらも推奨fpsは30!

 

こうやって見てみると、再生機器や再生方法によってバラバラなことが見受けられます。ここで一番重要なことは、再生環境として組み合わせたときにこのバラバラな規格のうち一番低い値で再生されるということです。

特殊な機材で120fpsの動画を撮影してもスマホで再生すればfps30~60になります。また高級なPCモニタでもfacebookをみればfpsは30に下げられてしまうのです。

 

現状つらつらと調べてますが現環境下では60pで作って余裕がなければ30に落とすぐらいの感じがいいのかもしれません。これから技術が進んで標準120pの時代がくるかもですね!